平成のお葬式

平成に入りお葬式のあり方はまた変わり始めています。高齢化社会に陥り、さらに人口の逆ピラミッド化や核家族化、人口減少社会においてお葬式は一つの問題提起でもあります。終活がブームになり、生前葬なども増えてきています。

生前葬はその名の通り生きているうちにお世話になった方や親族を招き行うお葬式のことです。現在、生前葬という言葉を知っている人は全体の約7割に及びます。しかし、関心があったり、やってみたいという人は全体の1%に満たないというデータもあります。ただ前述したように少子高齢化が進むにつれて生前葬の需要は高まっていくと予測されています。計算上、親4人に対して子ども2、3人で葬送しなくてはならない世の中になっています。親は子供に負担を掛けたくないので、自分たちの資金で自分たちの思うような葬儀を行うようになっていく時代に突入したと言えます。

もう一つ象徴的に増えているのが家族葬です。家族と親せき縁者、近しい友人など限られた人数で行う小規模の葬儀です。参列者が少なく心をこめた葬儀が身内だけで行えるのが今の時代とマッチした結果かもしれません。参列者の規模が少ない以外は、通夜も葬儀も告別式もあり一般のお葬式と変わりありませんが、費用は抑えられます。